************************************
2019.6.1より ながとトレイル「妙見山展望公園〜元乃隅神社」が
2020.3.1より ながとトレイル「妙見山展望公園〜元乃隅神社〜黄和戸温泉」が
開通しました。コースマップは以下のサイトからダウンロード可能です。
↓↓ながと旅ラン(ながとトレイルコースマップ)↓↓
https://tabirun.wixsite.com/nagatotrail
************************************
『Trail blazer(トレイルブレザー)』 ……(未開地などで道しるべとなるように)通った道に目印をつける人。先駆者。草分け的存在。
「トレイル(Trail)」という言葉には、こういった意味合いもあるらしい。僕はこれを知りワクワクした」……
・
・
・
こんにちは。いっちーです。
「登山」「ハイキング」「トレイルランニング」「ロングトレイル 」「マウンテンバイク」など山を活用したアウトドアスポーツが近年人気を博しています。
「登山」「ハイキング」「トレイルランニング」「ロングトレイル 」「マウンテンバイク」で、これらのアウトドアスポーツで共通することはなんでしょうか?
それは、「山遊び」や「道を利用する」ということです。今回は、「山の道(トレイル )をつくる」ことについて今僕が思っていることや考えていること、実際に実行していることを書いています。ご興味ある方は、どうぞご覧ください。
目次
1 山岳部、マラソン、トライアスロン、トレイルランニングを経験
私ごとですが、僕も例外に漏れずアウトドアスポーツ 愛好家の一人。大学生時代は山梨で山岳部に入り、3000m級の山にも登りました。同時期に、マラソンという競技に出会い、その後自然と身近に接するスポーツ「トライアスロン」や「トレイルランニング」にも足を踏み入れていきます。
近年は「トレイルランニング」の魅力に取りつかれて各地の大会などにも出場して楽しんでいます。トレイルランニングとは、山の自然の中を走ったり、歩いたり、駆け回るダイナミックなアウトドアスポーツで、日本でも愛好家が増えてきています。
現在、私いっちーは長門市地域おこし協力隊の宇津賀地区で活動をしており、日々地域の新たな魅力の発見や活性に励んでおります。
長門市には、豊かな「海」と「山」が存在し、特に美しい海を目的に多くの人が訪れています。その一方で、海に近い山々が存在しますがほとんど活用されていないのが実態です。
僕が、ここで活動していく中で一つの仮説を立てました、
「海だけでなく、山を楽しめる遊び場があればこの場所はもっと魅力ある場所になるのではないか。」
「そのために、山を歩いたり、走ったりできる『道』(トレイル、自然遊歩道)をつくれば面白い!」
と。
2 山の中の現状
そこから、実際に山に入り、現実可能なのか、魅力ある道になりえるかどうかを調べはじめました。 地形図を確認し、コースを設定してそのルートを実際に歩いてみました。
山の中はかなり荒れているものの、けもの道のような踏み跡があります。
場所によっては、ちゃんとしたトレイルもすでにできている状況です。
写真の日は、地元の人と一緒に状況を調査するために、トレイルに踏み入れました。「これなら道ができるかも」と妄想を膨らましていた、トレイルコースが現実味を帯びてきました!
3 山の所有者への協力を得る
山には、それぞれ基本的に所有者がいます。それも、一つの山容に1人の所有者というわけではなく、以外に細かく区分がされています。調べると今回、予定のトレイルコースには約60名の地権者の方がいらっしゃいます。それぞれの地権者の方に趣旨を説明し、理解を求めていきました。前文で少し触れましたが、現在予定しているトレイルコースの山はほとんど活用されていないので、世代が変わっていたり、地権者が県外に出られていないといった案件もありました。
一度や二度へし折れそうになりましたが、地域の皆さんやご協力いただいた方のおかげでコース整備へ進むことができました。ありがとうございます。
4 ながとトレイルの魅力
様々な方のご協力をいただき、
全長約10kmの自然遊歩道(トレイルコース)を計画し、これから整備をはじめることになりました。
※全長16kmに延長計画変更しました。
名前は、『Nagato Trail(ながとトレイル )』と勝手に命名。通称は、『ナガトレイル』です、、、あまり短くなっていない。。。
ながとトレイルは、日本海に近く、山々は300m程度と低山ですが、山口百名山に選ばれている雨乞岳があります。トレイル の森林浴を楽しむことができ、途中里山や美しい海もあります。また、観光スポットとしても有名な「元乃隅神社」や「東後畑棚田」「千畳敷」なども立ち寄ることができます。
ながとトレイルをつくることができれば、より長門の自然を身近に感じて楽しめる場所になると考えています。
5 「道をつくる~Nagato Trail~」の発足
といってもこれからいよいよ『Nagato Trail(ながとトレイル )』の整備が始まるわけです。しっかりとした道として通れるのは整備をした後になります。この道をより良い道にしていくためには多くの皆さまの力が必要になります。
そこで、「道をつくる~Nagato Trail~」というトレイル整備コミュニティを作りました!
・(トレイル )道をつくるのに興味がある
・トレイルラン、ハイキングが好きで道をつくるのも面白そう
・古道再生に興味がある
・地域活性化に興味がある
・山遊びを楽しみたい
・変わったことをしたい!
など、興味がある方は一緒に整備をしませんか?随時ボランティアトレイル開拓者を募集しています。
Facebookページも作成しましたので、こちらから最新の情報を確認することができますのでぜひチェックしてみてくださいね。
整備をしながら、整備後の山遊び、活用の方法を話し合いながら行うのも面白いですね。
多種多様な人が関われば、いろんなアイデアが出そうです。ワクワクします。
「トレイル 」という言葉には、アメリカ大陸開拓時代の「先駆者」や「草分け的存在の人」といった意味もあるそうです。僕らと一緒に「Nagato Trail」の先駆者になりませんか。
きっと新たな視点が見えて、楽しいですよ。
何か気になる点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
自分達でつくった道を走ったり、歩いたり、遊んだりするのは最幸なんだろうなあ。
6 ロングトレイルという夢
日本でも各地でロングトレイルができ、現在も整備、計画が進行中の場所があります。ロングトレイルは、単純に距離が長いトレイル と言う意味ではないですが、
僕が長門市の地域の人と話をして行く中で、「青海島縦走路再生計画」や「三隅のトレイル作り」など地元の愛好家を中心に動きが出ているようです。
そんな、トレイルが繋がって、長門市全域がロングトレイルとしてつながって、長門市を越え、隣接市の秋吉台(日本三大カルスト地形)や萩往還道、北浦スカイラインといった道へと続く、そんな夢のロングトレイルがつながることを妄想したりしています。
まずは、はじめの一歩。これからの整備を楽しみたいと思います。
[…] さて、今回走った「ながとトレイル」は長門市の妙見山展望公園をスタートし、雨乞岳を経由して元乃隅神社までを結ぶ、約10キロのトレイルです。なんでも、長門市の地域おこし協力隊の隊員の方が、昔使われていた古道をなんとか観光の目玉の一つにしたいと思い立ったそうです。それから、地権者一人一人に使用許可を得て、さらに荒れ放題だった道を整備され、トレランコースとして今年オープンにこぎつけたようです。詳しくは↓を参照ください。https://hashireruya.com/nagato-trail-running先週偶然にこのトレイルのことを新聞記事で読み、一度走りに行って見たいと思っていました。たまたま半日ほど空き時間ができたので、急遽行ってみよう!!と決意して萩から車を走らせました。 […]