九州縦断!桜名所旅ラン 4日目(2019.3.28)

毎日のルーティーン

ザーー!ザーー!ザーー!

ふと、テントのフライシートに当たる音で目が覚めた。

予報通り、雨が降ってきたようだ。しかもかなり激しい雨である。

時計を見るとまだ夜中の34時だった。(はっきりはよく覚えていない。)夜明けまではまだもう少し時間があるので、またすぐにテント内で眠りについた。

 昨夜は武雄市内の公園に泊まった。夜に公園に着くが、武雄市内は思ってた以上に町で、時折明るいヘッドライトを照らした車が出入りを繰り返す。

訪れる車は、基本的にはトイレ利用のようだが中々落ち着かない気分だ。コンビニで買ったご飯を車内で食べる。

今回の旅ランのその日1日が終わった後の流れは大体以下のような感じだ。

(その日の目的地到着)→ダウン・ストレッチ→温泉→ストレッチ→寝床の調査(事前にある程度は目星をつけておく)→寝床へ移動→ご飯→Facebook投稿→テント泊

文字で書き起こすと単純に見えるけれども、1つ1つの作業の意思決定をしていくのには意外にエネルギーを必要とする。寝床の調査というのは特にそうで、宿に泊まるわけではんないので、少しでも快適に、かつ迷惑になりにくい場所を見つるという場所は限られてくる。

また、Facebookの投稿は、今日1日を振り返り訪れた場所や思ったことを書いていくというので大事な作業だ。文字を書くというのは意外に時間がかかる。僕自身ライティングが得意ではないということもあるのだが、なるべくタイムリーに感じたものを文字に落とし込んでいくということは、自分の中だけで完結させてしまわないという点でも大切だ。4日目で疲労もかなり溜まっており、眠い目を擦りながら文を書いている横目で、もう一人の人が呟く。

「もう眠いの限界だから、テントの中で書いて!」

サポートのしおりんは車中泊をしている。

サポートカーはトヨタのアイシス(ミニバンの7人乗り)で2人には十分な広さなのだが、今回のサポートに伴う荷物等があるので、寝るときは人一人が寝れるだけのスペースしか取ることができない。

そう、寝るのに僕が邪魔なのだ。

投稿を頑張っている僕を横目に、寝支度を始めて僕はテントへと追いやられる。

「おやすみーー」

と言葉を交わし、しおりんは車内へと消えていった。ちなみに、この旅の前は車中泊の経験もほぼゼロの彼女だったが毎晩ぐっすり寝れて爆睡とのことだ。

実に頼もしいサポーターだ。

テント内で投稿を済ませ、僕は眠りについた。

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佐賀県3大桜の名所『旭ヶ岡公園』を目指す。

おはよーございます!九州縦断!桜名所旅ラン4日目。

昨日は佐賀県武雄市まで進んだ。

今回初めての雨が夜に降ったが起きた今朝には止んでいた。走る時に降らないのはついている。

朝食をとり、準備をして御船山楽園へ移動をする。さて4日目スタートだ。今日は長崎県に入れる予定。

まずは南東方面へ進み、佐賀県鹿島市 の『旭ヶ岡公園』を目指してのラン。

右足には毎朝キネシオのテーピングをして走っている。走り出す前はかなり痛いが、身体が温まってくると走れるようになってくる。

県道208号線の峠を越えて、嬉野市、鹿島市へと入っていく。

嬉野市へ突入した。

旭ヶ岡公園に到着した。

 

公園入り口の参道の桜並木がありとても美しい。傾斜があり坂になっているところもなんかいいと思うのは僕だけだろうか。

旭ヶ岡公園は、佐賀県3大桜の名所に選ばれている。「一目5000本」と言われるくらい桜が咲き誇る公園である。また、九州で初めて夜桜のライトアップを開始した場所だそうだ。

園内はまだまだこれからで23部咲きというところだろうか。これはこれで風情がある。

また、公園内は出店で賑わっていた。補給に「梅ケ枝餅」をいただく。

「もち×あんこ」ランに最高の補給食だ。

桜も美しい日本三大稲荷神社『祐徳稲荷神社』

旭ヶ岡公園の花見を堪能し、次の目的地『祐徳稲荷神社』を目指す。 kmほどなのですぐそこだ。

祐徳稲荷神社手前の道で桜が綺麗に咲いていた。これは、神社内でも期待ができそう。

 祐徳稲荷神社に到着。満開の桜人で賑わっていた。

ちなみに、祐徳稲荷神社は日本三大稲荷神社で正直、「佐賀県にこんな立派な神社があるのー!!」と驚課される。佐賀県民の皆さん、ごめんなさい。

神社仏閣と桜がとても美しく、ここまでの今回の旅ランの中でも印象的な場所だった。

ここで補給と休息をとる。

雨で濡れたテントも乾かせる絶好の天気になった。

すべてにおいて蒸れは大敵である。

大好物のメロンパンを食す♫

さて、ここからは国道207号線を進み長崎県を目指す。

途中の道の小さな川沿いの桜並木がとてもキレイだった。

国道207号線は有明海の沿岸沿いを通る道でここまでしばらく内陸を走っていたので海を横目に進めるのがとても心地よかった。

また、道の駅も要所要所にあり、ドライブや、ツーリング客も多い印象だった。

そんな国道207号線だが、海沿いを走る絶景の道だが一方で、細かいアップダウンを繰り返す。

道にフルーツが置いてある道路

長崎県諫早市へ突入した。

道沿いの花々も美しい。花は誰見ても「美しい」というだろう。その普遍的で絶対的な美しさに憧れる。

諫早市に入り、道を走っている中で明らかに以前と異なる風景が出現した!

そう、バス停。そうか、諫早市はフルーツ大国なんだろう。ついつい珍しいのでカメラを向けてしまう。

特急「かもめ」も通っていった。

国道207号線を進み、左手に海の中を突き抜ける道が見ててきた。そう、「諫早湾干拓堤防道路」だ。諫早湾の干拓事業で作られた道(堤防)で、総延長は8.5kmある。

道はほぼ直線で、代わり映えのしない道が続くので、今日の最後に進むのには中々きつかった。

日が暗くなり、ようやく対岸の長崎県雲仙市へと入ることができた。今日の旅ランはここで終了。

その後、サポートカーに乗り温泉へ、『みずほ温泉 千年の湯』での入浴だ。

今日も1日無事に終われたことに感謝したい。

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4日目
64.8km
佐賀県武雄市~長崎県雲仙市

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走って47都道府県をめぐる旅「日本一周☆旅ラン」を実施&完走(2015-2016)。 サブスリー達成。トライアスロンアイアンマンレース完走。「走る」を通じて「自然」、「旅」、「人」、「走ること」のすばらしさや楽しさを伝える。